発信できる人とできない人の違い。それは才能でも行動力でもなかった
「発信できる人」と「できない人」の差はどこにある?
発信を続けている人を見て、「あの人は行動力があるから」「もともとそういう性格なんだろう」と思ったことはありませんか。
でも実際に多くの講師と関わってきた経験から言うと、発信できるかどうかは才能や行動力の差ではありません。もっと根本的な部分に違いがあります。
発信の動機には3つの段階がある
発信できるかどうかは、動機の段階と深く関係しています。
段階①:自分のために動く(稼ぎたい・目立ちたい)
「これをやれば稼げるんじゃないか」「自分が得意そうだから書いてみよう」という動機。
この段階の人は意外と発信できます。自分都合ではあるけれど、とにかく動ける。稼げそうなこと、得意そうなことをとりあえず書けるからです。ただ、「自分のため」だけが動機だと、反応が薄いときに続かなくなりやすい。
段階②:周りに合わせて動く(他人軸)
発信を最も妨げるのがこの段階です。周囲の目や環境に自分を合わせることが最優先になっている状態。
例えば、YouTubeを始めようとしたとき。周りの友人や知人がYouTubeをやっていて「なんでやらないの?珍しいね」という環境なら始められる。でも周りに誰もやっている人がいなければ、なかなか一歩が踏み出せない。
「起業塾に入ってバリバリ発信している人たちの集団」に飛び込んでみたとしても、最初の抵抗感が強すぎて結局抜けてしまう。
この段階の人が発信を難しくしている根本的な理由があります。
発信とは、誰かの心を動かすことです。
「へえ、そうなんだ」でも「これ知りたかった」でも「この人に頼みたい」でも、何かしら読んだ人の内側に触れるものがなければ、発信は集客につながりません。
でも、周りに合わせることが正解だと思っている人は、人の心を動かすこと自体に抵抗があります。良い意味でも悪い意味でも、人の感情を揺らすことが怖い。だから当たり障りのない、誰も傷つけないけれど誰の心にも刺さらない発信になってしまう。
段階③:誰かのために自分から動く
これが、発信が続く人の動機です。詳しくは次のセクションで説明します。
段階③:誰かのために自分から動く人が発信できる理由
発信が続く人の動機は、「周りに怒られないようにしよう」でも「稼ぎたいから」でもありません。
「誰かのために、自分から一歩飛び出せる」状態です。
「これ、あの人に便利じゃないかな」「この情報、知ったら喜ぶんじゃないかな」という、自分の意志から来る他者への貢献。
周りの目が気にならないわけではない。でも、それよりも「誰かの役に立てるかもしれない」という気持ちが上回っている状態。これが、発信を続けられる人の根っこにあるものです。
段階②にいる人が発信できるようになるには
「じゃあ周りに合わせてしまう自分は終わりか」というと、そうではありません。
他人の目が気になる、周りに合わせたくなる。そういう自分を変えようとする必要はありません。そうではなく、自分の中にある「誰かのために動きたい気持ち」を少しずつ見つけていくことが大切です。
「これを伝えたら誰かが助かるかもしれない」
「自分がこれを知ったとき、本当に助かったから伝えたい」
「この人に届けたい、という気持ちが自分の中にある」
そういう瞬間を見つける。その小さな「自分から動きたい気持ち」を発信の起点にする。ここから始めることで、少しずつ発信が自分のものになっていきます。
感情の「選び方」も発信の継続に影響する
もうひとつ、発信が続く人と続かない人の違いとして、感情の扱い方があります。
「続けるのが辛い」「意味があるのかわからない」という感情。
「あの人に喜んでもらえた」「コメントで助かったと言ってもらえた」という感情。
どちらも本物の感情です。でも、どちらの感情を自分の行動の燃料にするかは、選べます。
発信が続く人は、辛い感情を完全に無視しているわけではありません。ただ、それよりも「誰かに届いた瞬間」の感情を大切に拾っている。その小さな手応えを積み上げていくことで、続ける理由を作っています。
自分がどちらの感情を拾いやすいか、一度見てみてください。辛さばかりが積み上がっているなら、「届いた瞬間」を意識的に記録していくことが、発信を続けるための現実的な方法です。
発信できるかどうかは、才能でも行動力でも環境でもありません。動機が「自分のため」「周りに合わせるため」から「誰かのために自分から動く」へと移っていくにつれて、発信は自然と続くようになります。今自分がどの段階にいるか、一度見てみてください。
→ 発信が怖い方は[サテライト記事①へ]
→ 発信が続かない方は[サテライト記事③へ]
→ 実際に怖くても発信して集客につながった事例は[サテライト記事⑤へ]
→ 発信できない本当の理由をもっと詳しく知りたい方は[ピラーページへ]