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40代・50代から講師を始めるのは遅い?むしろ「今が最適」な3つの理由

  
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40代・50代から講師を始めるのは遅い?むしろ「今が最適」な3つの理由

「40代から講師を始めるのは遅すぎる?」
「子育てや仕事が落ち着いてきたけど、今さら新しいことを始めても……」

この記事では、40代・50代からでも講師として活躍できる理由を、データと実体験の両面からお伝えします。元事務員から500社以上への登壇を実現した現役講師・高木優(ゆうさん。)が解説します。

40代の講師は「遅すぎる」どころかピッタリ

「40代から新しいことを始めるのは遅い」という感覚、多くの人が持っています。でも、その感覚は本当に正しいのでしょうか。

帝国データバンクが発表した「2023年 新設法人動向調査」によると、2023年に新設された企業は過去最多の15万2860社。そして、起業した代表者の平均年齢は48.4歳と過去最高を記録しました(2024年5月公表)。年代別では40代が31.9%で最多、50代が25.3%と続き、40〜50代で全体の約6割を占めています

参考:https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2405/29/news088.html

つまり今の日本では、「40〜50代で新しいことを始める」のが完全に当たり前になっています。「遅い」のではなく、「ちょうど動く世代」なんです。

ちなみに私自身が女性なので、気になって女性だけのデータも調べてみました。すると、さらに興味深い結果が出てきたんです。

日本政策金融公庫総合研究所「2022年度新規開業実態調査(特別調査)」によると、女性起業家の開業時年齢は「40代」が38.5%と最も多く、30代の26.7%、50代の約20%を大きく引き離してトップです。

参考:https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/kaigyosp_221214_1.pdf

さらに、男性の起業年齢が30代前半をピークに急激に減少するのに対し、女性は30代〜50代まで比較的なだらかな分布を描いています。子育てや介護が一段落した40代・50代に「やっと自分の番が来た」と動き出す女性が多いことが、このデータからも読み取れます。

「40代・50代での独立は遅い」は思い込みです。特に女性にとって、40代はむしろ「独立のゴールデンタイム」である。

理由1:人生経験がそのまま「コンテンツ」になる

40代・50代の最大の強みは、積み上げてきた時間と経験です。

20代の講師には語れない「失敗の重み」「仕事の流儀」「人間関係の機微」——これらをリアルに語れるのは、ある程度の年月を重ねた人だけです。

私が研修でよく言うことがあります。「教科書に書いてある話ではなく、現場で身についた話をします」と。この言葉が刺さるのは、経験の裏打ちがあるからです。

あなたが今まで仕事や生活の中で積み上げてきたことは、誰かにとっての「聞きたい話」です。それが、40代・50代の講師にしか出せないコンテンツになります。

理由2:「同世代」への説得力がある

講師の強みは「対象者と近いこと」にあります。

40代・50代の講師には、同世代の受講者に対して、若い講師には出せない共感と信頼を生みやすいという特性があります。

私自身は30代で講師をスタートしましたが、40代に入ってから、ある変化に気づきました。30代は実績で興味をもってもらっていた。40代は年齢で興味を持ってくれるようになった。

30代のころは、登壇の場を取るために実績や数字を並べて「私はこれだけやってきた人間です」と証明し続ける必要がありました。でも40代に入ってから、同じ言葉を言っても受け取られ方が違う。少し肩の力を抜いた話をしても、ちゃんと聞いてもらえる。年齢そのものが、最初の信頼の担保になっていると実感しています。

「この人も同じ時代を生きてきた」という親近感は、若い講師がどれだけ努力しても簡単には作れないものです。その差が、40代・50代の講師にとっての大きな武器になります。

理由3:「教える以外のスキル」が磨かれている

40代・50代には、仕事を通じて培われた「教える以外のスキル」が豊富にあります。

  • 場の空気を読む力
  • 相手の話を聞く力
  • プレッシャーのかかる場面での冷静さ
  • トラブルへの対処経験

これらは、若い講師が数年かけて習得するものです。年齢を重ねた分、すでに持っていることが多い。

実際、私の知人で50代で講師デビューした方がいます。ご本人はずっと「緊張する。うまくできないかもしれない」とおっしゃっていました。実際にはじまってみると、場全体を瞬時に把握する力が圧倒的でした。受講者一人ひとりの表情や反応を見ながら、その場の空気ごと自分のペースに引き込んでしまう。初登壇からすでに受講者の心を掴んで、自然な流れで自分の有料サービスへの関心を引き出していました。

「これは、長年いろんな経験を積んできた人にしかできないことだ」と素直に思いました。話し方は練習で上達します。でも、あの場の読み方は、時間をかけて積み上げた経験からしか生まれない。

講師としての「話す技術」は後から磨けます。でも、人生経験から来るこれらの力は、時間をかけないと積めません。その点で、40代・50代はスタート地点が高いと言えます。

よく聞かれる質問

「デジタルが苦手なのに大丈夫?」

ITスキルは必要最低限で始められます。オンライン講座ならZoomの操作だけ覚えれば十分なケースも多い。苦手なところは少しずつ慣れていけば問題ありません。

「体力的に続けられるか心配」

企業研修は1回2〜3時間のものもありますし、60~120分の登壇もあります。自分で開催するなら時間も自由に決められます。無理のないペースで月2〜3回から始めれば、体力的な問題は出にくいです。オンライン講座なら移動もありません。私は体力がないタイプですが、基本がオンライン講座なので続いています。

「今から始めても遅くない?」

70代で現役の講師はたくさんいます!若い人の強みと40代以上の強みは違うので、しっかりとご自身に合わせた強みが出せたら遅くありません。

まとめ:「今が最適」である理由

40代・50代から講師を始めるのが「最適」な理由。

  1. 起業・独立の平均年齢は48.4歳(帝国データバンク)。40〜50代はまさに「独立の主流世代」
  2. 人生経験がそのままコンテンツになる(仕事・人間関係・生活——積み上げてきた年月が武器になる)
  3. 同世代への説得力がある(若い講師には出せない共感と信頼)
  4. 教える以外のスキルがすでにある(場を読む力・聞く力・冷静さ)

仮に60代、70代でも自分が喋りたいことがあれば今この瞬間が、あなたにとってのベストなスタートタイミングです。

あなたがこれまで積み上げてきた経験の中で、誰かに伝えたいことは何ですか?